いわずとしれた名作映画、バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下、BTTF)は、カブス優勝の予言や、ビフのモデルがトランプ氏だったことなどで、なにかと話題にあがっていましたよね。
他にも、2作目でマーティがはいていた自動靴ひも調整シューズが、実際に発売されたりもしましたね!
このたび、BTTFの30周年記念ボックスを購入しまして、その記念にと思い、筆をとってみました!
- BTTF トリロジー 30thアニバーサリー デラックス・エディションが届いた!
- あらためて1作目を視聴して
- BTTFのここが好き
- 僕たちの好きなバック・トゥ・ザ・フューチャーを読んで
- さいごに
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BTTF トリロジー 30thアニバーサリー デラックス・エディションが届いた!
2015年10月21日、放映30周年を記念して、あらたにブルーレイ&DVDのボックスが発売しました。
2015年10月21日といえば、BTTF2で、マーティとドクがタイムトラベルした日ですよね!
子どものころから、なんどもBTTFを観てきた僕にとって、その日はなんだか記念日のように感じて、ワクワクしたものです。
そんな日に発売したブルーレイボックスを、なんと今さら購入しました(笑)
25thのボックス(新品)が一時期半額で売っていたので、30thもいつか半額になるだろうと、我慢しつづけ、ついに…ついに購入したのです!長かった…
大好きな作品なのに、そこでケチるのかよと自分でも思いますが…まあ細けえこたあいいんです!
そして先日、ついにわが家に届きました!
テンションMAXです!うひょーーーーーーー!
中はこんな感じ。デザイン画などを載せたブックレットが入っています。かっけー!
ディスクには、TV版の吹き替えも入っています!
TV版は三ツ矢雄二さんがマーティを演じていて、それで育った僕としては、とても感激です!
残念ながら織田裕二さん版の吹き替えは、入っていませんでした。パッパッパパパーンとか好きだったんですが(伝わるかな…)。
特典映像として、未公開シーンも入っていて、それを観ていろいろと補完することもできます。
本当に買ってよかったです!
あらためて1作目を視聴して
まだ届いたばかりで、1作目しか観なおせていないので、1の感想を書きたいと思います。
いやー、やはりなんど観ても面白いですね!展開はすべてわかっているのに、笑えるしハラハラしてしまいます。
BTTF1~3は、毎年1度はかならず観ているのですが、毎回新たな発見があって面白いです。
1作目だと、ドクの部屋にある時計の針に、ドクのフィギュア?がぶら下がっていたり、タイムマシンの実験をする「TWIN PINES MALL」が、終盤では「LONE PINE MALL」に変わっていたりなど、たくさんの小ネタが散りばめられています。
今回は、劇中に登場する日本製品が多いということに、今さらですが気づきました。
マーティが欲しがっていた4WDはTOYOTAですし、ビデオカメラもJVC、マーティの部屋にあるラジオつき目覚まし時計もPanasonicです。ウォークマンもAIWAでしたね。
そして、やはり毎回感心するのが、脚本のすばらしさ。
タイムマシンで過去に飛ばされてしまい、何とかして帰ることができないか…。それだけでも楽しいのに、両親のキューピッドをするミッションまで加わり、より展開にドキドキさせられます。
また、視聴者への説明が、セリフやセットで随所に出てきますが、それがわざとらしくないし、逆にキャラクターの個性になっていたりします。
なんども同じ話をするロレインだったり、興奮のあまり帰りの分のプルトニウムをつみ忘れるドクなど。
もう何度目の視聴になるかわかりませんが、充実した116分でした!
後日、2と3の感想もあらためて書きたいと思います。
書きました!
BTTFのここが好き
みなさんは、BTTFのどんなところが好きでしょうか。
非常に個人的な視点になるかと思いますが、僕が思うBTTFの好きなところを、いくつか挙げてみたいと思います。
1955年のノスタルジー感
僕は、もちろん1955年で生きたことがないのですが、なぜか非常に懐かしく感じます。
マーティがデロリアンで飛ばされたあと、ヒルバレーにたどり着いたあたりで、ノスタルジーを感じ、癒やされるのです。
ガソリンスタンドでテキパキ動く店員、マーティがひかれそうになる車、その時代を生きる人々の服装や髪型、そしてその後ろで流れる曲「Mr.Sandman」。
なぜかすべてが心地いいんですよね。毎回あのシーンを楽しみに観ています。
夢にあふれた2015年の世界
車が飛んでいたり、ピザが一瞬で焼けたり、映画館の看板が3Dだったり、めちゃくちゃ夢にあふれていますよね!
スケボーはオーリーもできない僕ですが、ホバーボードにはぜひ乗ってみたいです。
グリフのいかついボードもなかなかいいですが、やはりマーティがもらったピンクのやつがいいですね!
実際の2015年はすぎてしまいましたが、劇中の2015年に行ってみたいものです。
登場人物の成長
1ではジョージが、2と3ではマーティとドクが成長していきます。
1では、意外にも主人公であるマーティや、ドクの成長って描かれていないんですよね。ロレインのためにジョージが立ち上がり、ビフをノックアウトします。あのシーンは爽快ですよね!
そこからの変わりようがすごい(笑)その後の1985年では、ジョージとビフの立場がすっかり替わっています。
2から、マーティは「腰抜け」という言葉に弱いという設定が登場します。これを言われると頭に血がのぼって、衝動的に動いてしまい、いつもよくない結果をまねくのです。
しかし、3ではそれを学んで成長し、グッとこらえることができるようになり、新たな未来を切りひらきます。
また、ドクも3でクララと恋をすることで、以前よりも落ちついた大人へと成長します。かわいい子どもまで生まれますよね。
個人的に、BTTFの見どころのひとつだなと感じているポイントです!
劇中の音楽
BTTFの劇中には、さまざまな音楽が登場します。
1の冒頭で流れる「The Power of Love」は、80年代のアメリカをストレートに感じさせるサウンドです。いいですよね。
さきほども挙げた「Mr.Sandman」は、1955年のノスタルジックさを感じさせてくれて、大好きです。残念ながらサントラには入っていないので、iTunesで購入して聴いています。
そして、魅惑の深海パーティーでは、「Earth Angel」でジョージとロレインのキスシーンを盛り上げ、「Johnny B. Goode」でマーティがステージで暴れまわります。
2に出てくる80'sでは「Thriller」が使われていましたね。
時代の切りかわりの表現や、シーンの盛り上げなど、どの曲も劇中でうまく使われていて、見どころのひとつだと思っています。
僕たちの好きなバック・トゥ・ザ・フューチャーを読んで
ブルーレイボックスと同時に、BTTFのファンブックを購入しました。
その名も「僕たちの好きなバック・トゥ・ザ・フューチャー」。
キャストやスタッフへのインタビューはもちろん、小ネタを細かくひろっていたり、ボツネタがまとめられていたりして、非常に読みごたえがあります。
僕は恥ずかしながら、この本を読むまで、ジェニファー役のキャストが途中で代わっていたことに、まったく気づきませんでした…!
BTTFフリークである、ビビる大木さんのロケ地めぐりも面白かったです。欲をいえば、写真はカラーがよかったですが…。
そして、個人的に好きなのが、「マーティとドクが出会った日」のコミックが掲載されている点です。アメコミに慣れておらず、最初はどの順番で読むのかとまどいましたが(笑)非常に満足しています。
ドキュメンタリー映画「BACK IN TIME」のDVDも付いていて、これのために買った人も多いのではないでしょうか。
BTTFが好きな人には、強くおすすめできる一冊となっています!
さいごに
老若男女、誰もが楽しめる映画、バック・トゥ・ザ・フューチャー。
これからいくつ年をかさねても、観つづけていくと思いますし、そう思える作品に出会えて、本当にうれしいです。
この時代にうまれてよかったーーー!(織田裕二風に)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは! ドロン