やあ。じぇにんだよ!
ジブリ映画の魅力ってたくさんあると思うんですけど、劇中に登場する美味しそうな食べものや料理も、そのひとつだと思ってます!
いいですよね、ジブリ飯!
先日、こんな絵本を購入しました。
スタジオジブリの
食べものがいっぱい
いっぱい
いっぱい
いっぱい…
タイトルと表紙でもうほとんど察してもらえるかと思うんですが、ジブリ映画に登場する様々な食べものが詰まった絵本です。
書評とまでいかないけど、せっかくなので、読んだ感想を書いていこうかと!
全体の感想
ジブリ映画を観ていて「わ~美味しそう…!」ってなったシーンは、余すことなく拾ってくれていました。
ナウシカのクコの実や、魔女宅のミルク粥は登場しなかったのが、少しだけ残念でしたが。。。
こんな感じで作品のちょっとした梗概や、シーンごとの解説も簡単にされていて、よかったです。
やっぱりジブリ飯は、料理が出てくるまでの過程があってこそ、美味しそうだなと感じますからね。
ジブリマニアとしては、料理の作り方や、細かい情報なんかも載ってるのかな? と期待してしまいましたが、やはり児童向けの絵本ということで、そこまでのマニアックなことは書いていませんでした。
それでも、必要な情報はしっかりと書いてあるので、幼児や小学生の子には、すごくいい本なんじゃないかと。
個人的には、マニアックな本も、いつか出るといいなと思っています…w
好きなジブリ飯
僕がまず好きなのはやっぱりこちら。
パズーの目玉焼きパン。
食パンに目玉焼き乗せただけという、シンプルなお弁当。
大変な目にあった後に登場するので、めちゃくちゃ美味しそう。
料理ってやっぱり、食べるまでの過程や環境もスパイスになるんだなあと感じさせられます。
他にもリンゴが1つに、アメ玉が2つ出てきます。
この状況下でこんなに色んな食べものが出てくるパズーのカバンは、本当に魔法のカバンのよう。素敵。
ただいつも、どうやって食パンと目玉焼きを、ダイレクトに入れてたのかとか気になっちゃいますが…w ごめんね…もう汚れた大人なんです…。
お次はこちら。
ハウルが作ったベーコンエッグ。
本編観た人ならわかってもらえると思うんですが、ジュウジュウと焼けていくベーコンと卵、そしてその音がめちゃくちゃ美味しそうなんですよ!
これを観た当時は、しばらく毎朝ベーコンエッグと、丸い食パンを食べてましたw
シンプルで誰にでも作れるってところもいいですよね!!
耳をすませばで、おじいさんが作ってくれた鍋焼きうどん。
これを載せてくれてたのは、非常に嬉しかった!!
雫が初めて物語を完成させた後に食べる、温かい料理です。
おじいさんの「聖司のときはラーメンだったな。最初のバイオリンができた時さ。それもジャンボ大盛りだ。」っていうセリフがすごく好きで。
こういうシーンに、温かい料理があると、より心がポカポカしますよね。
千尋とリンが、一日を終えて食べるあんまん。
リンが「かっぱらってきた」と言って千尋にくれます。いい先輩だなあ。
このシーンの「雨が降れば海くらいできるよ」っていうリンのセリフが、たまんなく好き。ロマンティック過ぎて…。
あんまんも大きくて美味しそう。勝手な想像だけど、すごくいい餡を使ってる気がします。
意外なところにあたるスポット
意外なものを紹介してたりもします。
ドーラ一家の息子たちが飲むラム酒。
完全にノーマークだった。
ちょっとした豆知識も載ってました。
こんな感じで、ジブリ好きの人も「これ来たか!」となるような食べものも載っていたりするので、なかなか侮れない絵本です。
さいごに
以上、絵本の中から、ほんの一部を紹介させてもらいました。
作品としては「天空の城ラピュタ」から「思い出のマーニー」まで、一通り網羅しています。
クコの実がないなあとか思ってたけど、よく考えたら「風の谷のナウシカ」って、スタジオジブリが設立される前の作品なんですよね。
(制作はジブリの前身であるトップクラフト)
ジブリの魅力のひとつである「美味しそうな食べもの」。
それが凝縮された、大人も子ども楽しめる作品でした!
ジブリが好きな人や、小さなお子さんがいる親御さんに、とてもおすすめできる絵本です!
買おうかな? と迷っている人のご参考にもなっていれば幸いです。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!