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サスペンス映画初心者におすすめの10選!を500本以上映画をみた僕がご紹介します

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2016年11月18日投稿 / 2016年12月6日更新

洋・邦画関係なく、いろんな形で楽しめるサスペンス映画を、僕なりにセレクトしてみました!

最近サスペンス映画にハマってもっと観てみたい!という、サスペンス初心者の方には特に楽しんでいただける10選になっていると思います。

ちなみに僕は、サスペンス中級者といったところでしょうか。

L.A.コンフィデンシャル

1997年公開のアメリカ映画。当時はまだ無名だったラッセル・クロウとガイ・ピアースの出世作です。 

1950年代のロサンゼルス。とあるカフェで、刑事ふくむ6人が殺害された「ナイトアウルの虐殺」事件が発生。男が女に暴力をふるうことを異常に憎むバド(ラッセル・クロウ)、出世の虫であるエリート刑事エクスリー(ガイ・ピアース)、記者とつながり裏金をうけとるジャック(ケビン・スペイシー)の3人の刑事が、事件の捜査をはじめる。やがて、犯人と見られる3人組はエクスリーに射殺され、事件は解決したかのように見えたが…


僕は、この作品がきっかけで映画鑑賞が趣味になりました!本作のファーストインパクトはすさまじく、以降サスペンス映画にのめり込んでいきました。この作品に出会えて本当によかったです。

脚本がよく練られており、巧みな伏線がはられています。事件もさることながら、先に挙げた3人が刑事としてのあり方に葛藤したり、1つの事件をとおして成長していく様は、非常に見ごたえがあります。アカデミー脚色賞受賞も納得です。

そして、それを体現した役者陣の演技もすばらしい。とくに不器用な男を演じたラッセル・クロウがかっこよく、以後、彼が出演する作品をかりまくった記憶があります(笑)

バドとエクスリーの2人が主役なのですが、まったく相反する2人が、事件を追っていくなかでの争いや共闘、そして正義とはなにか思い出していく描写は必見です!

 

ゆれる

2006年公開の日本映画。西川美和監督作品。主演はオダギリジョーさんです。

東京でカメラマンとして成功している弟・猛(オダギリジョー)は、法事のため帰省し、兄・稔(香川照之)や、幼なじみ・智恵子(真木よう子)とひさびさに再会する。帰省したその日、猛と智恵子は一夜をともにする。翌日、3人は渓谷に遊びにでかけるが、猛は智恵子を避けるように、被写体をさがして奥へとすすんでいく。猛を追いかけ、渓流にかかる吊り橋をわたる智恵子だったが、橋から落下し死亡してしまう。その時、近くにいたのは兄の稔だった。はたして事故なのか、それとも… 


兄は、弟にたいする嫉妬や羨望、そして幼なじみへの想いも隠して、常に笑顔で真面目に生きてきました。それがこの事件で兄は逮捕され、裁判にかけられるなかで、今までうちに潜めていた感情をぶちまけていきます。

事件の唯一の目撃者である弟は、優しい兄を助けようと証言台に立つことを決めますが、変化していく兄を見て、ゆれうごきます。

自分は兄のことを全然知らなかったのではないか…もしかしたら兄が自らの意思で突き落としたのではないか。弟の心、そして記憶もゆれる。兄弟の心の動きが、非常に見ごたえがあります。

兄・稔を演じる香川照之さんの芝居がすばらしく、変化していく様をみごとに表現しています。不気味ささえ感じ、じっと見ていられなくなるほどに。オダギリさんのナチュラルな演技もとてもよかったです。泣くわ…泣きますわ…!

そして、ラストシーンも秀逸です。あの終わり方、本当に好きだなあ。ラストの香川さんの表情、みなさんはどうとらえるでしょうか。

 

真実の行方

1996年公開のアメリカ映画。リチャード・ギア主演。エドワード・ノートンは映画デビュー作にして、アカデミー助演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞では助演男優賞を受賞しました。

大司教殺害事件がおきた。容疑者として逮捕されたのは、気弱そうな青年・アーロン(エドワード・ノートン)。アーロンは、大司教の侍者を長年つとめていた。この大ニュースを見た弁護士マーティン(リチャード・ギア)は、自分の名を売るため、アーロンの弁護をひきうけることに。アーロンは無実を訴えるが、彼の別の顔も見えはじめ…

 
ストーリーや、その展開も見ごたえがあるのですが、なんといってもエドワード・ノートンの二重人格の演技に度肝をぬかれました。切り替わったときの表情がほんとうに別人のようで、見ているこちらも怖くなるほどでした。映画デビュー作とは、信じられません…!

彼はその後、デヴィッド・フィンチャー監督作品の「ファイト・クラブ」で主演もしており、そちらもおすすめです。

そして、ラストの展開!見どころです。リチャード・ギアの表情がすばらしい。正義とはなんなのか、なにが正しいのか、いろいろと考えさせられる映画でした。

 

告白

2010年公開の日本映画。「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督作品。松たか子さん主演です。

とある中学校の1年B組。ホームルームの中、担任・森口(松たか子)が告白をはじめる。教師をやめること、自分の夫がHIV感染者であること、そして、娘が1年B組の生徒に殺されたということ。さわいでいた生徒たちは静まり返り、森口の話に耳をかたむけるが…


松たか子さん演じる教師が語りはじめる導入部分に、ものすごくひきこまれました。こんなはじまり方があるのか!と。

少年犯罪をあつかっており、非常に重いストーリーなのですが、時折コミカルな演出などもされており、テンポよく見やすくなっています。その演出が逆に狂気をひきたててもいました。

少年犯罪というのは、われわれが生きる世界でも大ニュースになり、表面的な情報は耳にすることもあるかと思います。

この作品では、少年たちがなぜ罪を犯すことになってしまったのか、その環境や心情もふくめて、内側からの視点で描かれていて非常に面白かったです。

少年犯罪が報じられ、コメンテーターはああだこうだと騒ぎ立てます。その描写たるや。なんとも複雑な気持ちになりました。

そして、松たか子さんの演技は必見です。ラストの表情、そしてそこから落ちる、たったひとしずくだけの涙。これがプロなんだと思い知らされました。

 

ゴーン・ガール

2014年公開のアメリカ映画。「ファイト・クラブ」や「ソーシャル・ネットワーク」のデヴィッド・フィンチャー監督作品です。ベン・アフレック主演。

ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は、仲むつまじく、誰もがあこがれるような、おしどり夫婦。しかし、結婚5周年の記念日に、エイミーがとつぜん失踪する。ニックはメディアを通して必死の捜索をするが、しだいに世間は、ニックがエイミーを殺害したのではないかと疑いはじめる…


デヴィッド・フィンチャー監督ということもあり、わくわくしながら映画館に足を運んだのですが、いい意味で期待をうらぎられました。なるほど、こういう話か!と。

ニック視点で物語がはじまるのですが、その後の展開のさせ方がすばらしい。劇中の大衆同様、観ているこちらも、エイミー殺害はニックがやったのでは?ニックめ!と思わされます。しかし、思わぬ展開になるのです。

僕はうすうす先が読めていたのですが、それでもその後のストーリーは楽しむことができました。

とくに、後半のぶっとび具合は見どころですね!何がぶっとんでいるのかは観てからのお楽しみです。

 

アフタースクール

2008年公開の日本映画。「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ監督作品です。主演は大泉洋さん、佐々木蔵之介さん、堺雅人さん。

母校の中学校で教師をする神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る北沢(佐々木蔵之介)がたずねてくる。実は、北沢は裏社会で生きる探偵であり、身分をいつわっているのだが、お人好しな神野は気づかない。北沢は、木村(堺雅人)をさがしているという。木村は神野の親友であり、一流企業につとめるエリート。北沢に巻き込まれ、木村さがしをするうちに、神野は親友の知らない一面をみることになり…


重い作品が多いので、コメディ要素が入ったものも選んでみました!

内田けんじ監督の脚本がすばらしく、2転3転するストーリーにひきこまれます。「甘くみてると、ダマされちゃいますよ」というキャッチコピーで公開されたのですが、僕もまんまとダマされちゃいました。

ダマされるのがこんなに気持ちいい映画は、他にあまりないと思います。2度3度見返したくなる作品です。

大泉洋さんは、人を疑うことを知らないお人好しな教師を演じているのですが、ほぼ大泉さんのまんまで笑いました。抜群のキャスティングです。生徒に「もじゃもじゃ」と呼ばれたのに対し「誰がもじゃもじゃだ!」と返すその口調と表情には、愛があふれていて、いい先生なんだなと感じさせられます。

佐々木蔵之介さんも、やさぐれ感がすてきで愛らしいですし、堺雅人さんも、いい人そうなんだけど、なにを考えているかわからない表情がよかったです。

DVDには、内田監督と大泉さんによるオーディオコメンタリーが入っているので、2回目以降もより楽しめるようになっています。大泉さんがひたすらうるさかったですが(笑)

 

CURE

1997年公開の日本映画。黒沢清監督作品。主演は役所広司さんです。

連続猟奇殺人が発生する。犯人はみな違う人物で関連性もないが、被害者はみな、胸がX字型に切りさかれていた。そして、いずれの加害者もはっきりとした殺意がなかったという。刑事の高部(役所広司)は、事件を追ううちに、ある一人の男にたどりつく。男の名は間宮(萩原聖人)。すべての加害者が、犯行におよぶ直前、間宮に会っていたのだった…


非常にゾッとしたサイコスリラー作品です。

萩原聖人さん演じる間宮は、人の心を巧みにあやつり、その人物を犯行におよばせます。そんな彼をおいつめる高部刑事ですが、間宮とかかわるうちに癒やされていきます。

高部刑事は、精神を患っている奥さんとの生活や、刑事の仕事によって疲弊していたのです。

そんな二人の対決や、鬼気せまる演技は、見ごたえがあります。萩原さんの芝居がまたゾッとするんですよね。

途中でてくるシーンや、ラストのシーンは、いろいろと深読みすることができ、観終わってからも面白い作品となっています。ネット上でも様々な解釈がされているので、観終わった方は調べてみると、さらに面白かもしれません。

 

ワイルド・シングス

1998年公開のアメリカ映画。製作総指揮をケヴィン・ベーコンがとっています。

高校教師サム(マット・ディロン)は、教え子であるケリー(デニス・リチャーズ)から暴行されたと訴えられる。サムは生徒からの信頼があつく、したわれていた教師だったが、そのニュースは広まり、街もさわぎたてる事態になってしまう。そんななかケリーの同級生、スージー(ネーブ・キャンベル)もサムに暴行されていたと判明し、ますます不利な状況におちいるサム。いよいよ公判がはじまるが…


こういったテイストの映画を入れても面白いかなと思い、選んでみました。はじめに言ってしまうと、この映画はどんでん返しがすごすぎる作品になっています。

2転3転する、その展開にひきこまれるとともに、ラストの方はすごすぎて、もうなんだか笑ってしまいました(笑)なぜ僕が笑ったかは、観ていただければ解るかと思います!いや、面白いんですよ?

また、本作は男性がより楽しめる要素も多く、ある意味見ごたえのある作品になっています(笑)気になる方は、ぜひ鑑賞してみてください!

あ、通常版ではなく、もうひとつのバージョンがおすすめです!

 

容疑者Xの献身

2008年公開の日本映画。福山雅治さん主演「ガリレオ」シリーズの劇場版です。

花岡靖子(松雪泰子)は、中学生の娘と二人ぐらし。暴力を振るうろくでもない元夫とも別れ、弁当屋を営みながら、アパートで幸せにくらしていた。しかしある日、元夫が居場所をつきとめ、二人の前に姿をあらわす。金をせびられた挙句、ちょっとしたことで激昂した元夫をとめるため、二人で殺害してしまう。その状況を察したアパートの隣人・石神(堤真一)は、二人を助けるためにうごきだすのだが…


ドラマ「ガリレオ」シリーズ、初の長編ものとなっています。

トリックや、その見せ方がすばらしく、すっかりダマされてしまいました

また、堤真一さんにしては珍しく、内気でモサい男(石神)を演じています。ふだんは福山雅治さんが演じる湯川が主役なのですが、この映画では石神が主人公と言っていいでしょう。

石神の視点が中心の展開が多いので、中盤では彼に感情移入しきっていました。

本作のラスト、泣きます。堤さんホントよかったなあ(笑)バスタオルを用意してから観ることをおすすめします。

 

セブン

1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの2人が主演です。

とある大都会。雨がふりつづき、犯罪は頻発、なにが起きてもだれもが無関心。そんな地域に赴任した新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が、退職まであと1週間のベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)とともに、連続猟奇殺人事件をおいかける。事件の現場には「GLUTTONY(大食)」「GREED(強欲)」などの文字が必ず残されており、サマセットは「七つの大罪」をモチーフに殺人がおこなわれていることを確信する…


サスペンス映画にハマってまもない頃、ネットでおすすめ記事をあさっていた僕は、本作のタイトルを頻繁に目にしました。

ブラピ出てるし借りてみるか、とかるい気持ちで観た僕でしたが、ものすごい衝撃をうけました。

まず、95年の作品!?と思うほど、映像や音楽のセンスに、前衛的なものを感じました。今でもときどき見返すのですが、劇中でブラウン管テレビが出てくるシーンまで、約20年前の作品であることをすっかり忘れてしまうほどです。

また、「七つの大罪」をモチーフにした連続殺人を、血気盛んな新人刑事と達観したベテラン刑事がおいかける。もうさ、この設定だけでワクワクするよね!

そして、ラストシーン。これはもう本当に衝撃でした。ネタバレになってしまうので書けませんが…とにかく衝撃です。ラストに向かっていく過程での、緊張感や焦燥感もすばらしい。

ラストシーンのブラピの演技は秀逸です。ぜひ観ていただきたい!

ちなみに、ブルーレイ版には4つの日本語吹替が入っていて、見くらべてみるのも非常に面白いです。声優さんによってかなり変化するのですが、どれも成立していて、それぞれの面白さがあります!

 

さいごに

いかがでしたでしょうか!サスペンスベテランの方には、どう映るラインナップだったか気がかりですが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。

自分で勝手に10作品と決めておいてアレですが、選ぶのも書くのもなかなか大変でした…!

僕もまだまだ、観たいものがたくさんあるので、今後少しずつ鑑賞していきたいと思っています。

▼観たいリスト

 トールマン
 情婦
 フレイルティー
 おいつめられて
 隣人は静かに笑う

 

もしなにかおすすめがありましたら、教えていただけると嬉しいです!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! ドロン