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活動20周年目前!the band apart 8thアルバムツアー 2017年10月15日(日) 渋谷 TSUTAYA O-EASTライブレポート

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2017年10月15日。渋谷。

 

朝から雨が降り、すっかり冷え込んだ街に、秋冬の気配を感じる。

 

いつもはぼっちで観てきたバンアパだけど、この日は音楽好きの友人が付き合ってくれた。人と大好きな音楽を共有できる…そんなワクワク感を胸に街を進んだ。

 

 

 

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今回の会場は、TSUTAYA O-EAST。収容人数が約1300人と広めのライブハウスで、綺麗で見やすいので、結構好きな空間だ。

 

開場時間の16時30分少し前に到着すると、会場外デッキには既に人が溢れかえっていた。待機スペースが人数に対して狭いので、少し窮屈な思いをしたけど、整理番号が早めだったこともあり、比較的早く入場することができた。

 

入場後は、物販、トイレ、ドリンクと準備を万端にし、後方段差上の中央付近へ。メンバー全員を余すことなく見渡せるので、最高の位置取りだ。

 

開演まで

友人と音楽話に花を咲かせる中、かなり攻めてるSEが。PUNPEEが流れたかと思いきや、山本リンダ、TM NETWORKなど。木暮さんのチョイスだろうか?笑 不意をつかれて少し笑ってしまった。どうでもいいけど「ひと夏の経験」は山本リンダよりも、やはり山口百恵が歌ったものの方がいいなと思った。

 

そして、開演時間の17時30分を10分ほど過ぎたところで、ついに幕が開けた!

 

「intro」~「雨上がりのミラージュ」

オープニング曲は「intro (a broken navigator)」。予想通り8thアルバム「Memories to Go」のオープニングでもあるこの曲からはじまった。ブルー暗転の中、ぞろぞろと出てくるメンバーたち。この3か月間ほぼ毎日聴きこんできたアルバム曲を、ついに生演奏で聴けるのかという実感がこみあげてくる。

 

そして明転とともに「ZION TOWN」。このフュージョン感あふれるイントロ…最高だ…! 以前試聴会でアコースティック編成を生で聴いていたけど、やはりエレキでの演奏は格別。川崎さんのリードギターが少し聴こえ辛い気もしたが、そんなことはどうでもよくなるくらいに興奮した。

 

 

3曲目「Find a Way」。原さんのゴリゴリとしたベースが、全身に響いてくる。この曲はやはり、サビの川崎ギターフレーズが心地いい。4曲目「Castaway」は、絶対にライブで盛り上がる曲だと予想していたけど、その破壊力は想像以上だった。うねりまくるベースラインたるや…鬼気迫る原さんの演奏がかっこよすぎる! 手拍子からのラストサビ、そして別曲のようなアウトロ。改めて生で観て、とんでもねえ曲だなと実感。木暮さんすげえよ。

 

 

続いて「KIDS」。フェスで演奏していたこともあってか、非常に安定したものを感じた。乾いたギター音が沁みる。間奏の荒井・川崎・原のユニゾンフレーズが最高に盛り上がった。ハードめなサウンドから「雨上がりのミラージュ」へ。ここまでアルバムの曲順通りだ。この曲はなんといってもクセになるサビが魅力だ。生演奏だと、よりその中毒性が露わになった。ずっと踊っていたい! そんな気持ちにさせてくれる。

 

MC1

ここでMC。いつも通り荒井さんの爽やかな挨拶からはじまる。正直何を話していたか内容までは忘れてしまった…でもいつも通りの感じだったと思われる。

 

からの原さん。

「すぐそこに新しく二郎系ができましたね。調査しに行ってきたけど…あそこは肉が固いね。二郎なんてのは、食べれるゴミみたいなもんなんだから。肉ぐらい柔らかくしてくれよっていう………オシッ!」

 

面白すぎる 笑

 

「She is my lazy friend」~「38月62日」

原さんの「オシッ!」からいきなり演奏がはじまり「She is my lazy friend」。80's感のある荒井フレーズが心地いい。おそらく会場の誰もが、アウトロの川崎ソロを楽しみにしていたのではないだろうか。原曲に近いフレーズがたくさん入っていたけど、やはり即興性が織り込まれていてかっこよかった。会場からも歓声が。

 

8曲目「BOOSTER」。円盤で聴いていた時以上に、なんだこのドラム…! と驚愕した…難しそうすぎて。変態性のあるリズム。そしてそのリズムの中演奏する男たち。サウンドの影響もあると思うけど、色々な意味で宇宙を感じた。多元宇宙「the band apart」へようこそ。9曲目「Super High」は、川崎さんにキレが乗ってきたように感じた。すごくしっかりリズムを刻んでいた。そしてハードなアウトロが緊張感を作っていく。赤い照明の中、男たちはタフだった。

 

10曲目「お祭りの日 (LIC2.1)」。生演奏で楽しみにしていた曲の1つである。注目はサビの川崎ギター。あのアコーディオンのようなサウンドがどのように再現されるのか、ワクワクしながらサビを迎える…が…「あれ…全然聴こえない…泣」。やはり音作りが難しいのか、ほとんど聴こえないように感じた。アウトロ辺りでようやく音を認識することができたけれど…。この件に関しては、映像化の際にうまいことやってくれるのを期待している…速水さん、お願いします…!

 

前半戦ラストは「38月62日」。言うことないレベルでよかった。生で聴いて改めて思ったけど、この曲は「歌」が本当にいい。この日のライブはボーカルがよく聴こえるように調整してくれていたのか、荒井さんの声が聴きやすく、それが非常に活きた曲だったように思う。「K. and his bike」に近い鬼気迫る感が、前半戦ラストを飾るのにふさわしかった。

 

しかし、まんまアルバム曲順に演奏するとは! あまりしたことがない体験だけど、もともと通して聴くためにしっかり考えられた曲順なんだから、しっくりくるに決まっている。最高だった!

 

 

MC2

ここでまた荒井さんのMC。

「改めまして the band apart です、ありがとう。疲れちゃった…笑 でもまだまだ頑張ってやりますので、よろしくお願いします」

 

的な内容。

 

そして原さん。

最近はCDがホントに売れない。なんで売れないか考えたけど、そもそも俺も買わないからね。みんなもうAppleミュージックでしょ? Apple派の人いる? あー何人かいるね。

CDが売れない。じゃあどうするかつったら…Tシャツを売るんですよ。バンドもアパレル業界に参入していかなきゃならない。で、今回新しいの作ったから。この輪を買え。この場でしか何の役にも立たないけど。

俺たちはトキなんですよ。絶滅危惧種だったトキ。トキがあと4羽だけ。こう話すとわかりやすいでしょ? そのトキが直接話しかけてるわけですよ。トキが町工場に輪を発注してるわけ。だから輪を買え。助けてくれ。

 

会場は爆笑。僕もすごく笑ったけど、バンアパにはまだまだ活動続けてもらいたいなという切実な想いが生まれた。

 

ので

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輪を買った。

みなさんも、輪を買おう。1つ500円。

 

「笑うDJ」~「Waiting」

後半戦は「笑うDJ」から。前回の「謎のオープンワールド」ツアーは行けなかったので、かなり嬉しかった。ライブ向きの曲だと思う。間奏はCD通りのタッピングではなく、即興性があった。間奏後からサビまでのキメがかっこいいんだよなあ。

 

そしてそしてまさかの「Game, Mom, Erase, Fuck, Sleep」。これライブで聴きたかったんだよ!! この曲が収録されている「Scent of August」はどれもライブで聴きたいものばかりなんだけれど、中でも「Game~」はその思いが強い曲だ。7拍子のテクニカルなA・Bメロはたまらなくかっこいいし、サビのこみ上げてくる切なさが最高。聴けて本当によかった。ただ、サビの荒井ギターが聞こえづらく、少し残念さはあった。音のバランス上、仕方ないのかもしれない。でもあのフレーズ、好きなんだよなあ…。

 

14曲目「free fall」。演奏がはじまった瞬間、会場中から歓声が。僕も大好きな曲なので思わず声が出た。なんなら荒井さんに合わせて、ちょっと跳ねた。後ろの人邪魔してたらごめんなさい…。ちなみにタニタの広報の人も好きらしい。

 

 

15曲目「Waiting」。演奏するとしたら、もっと最後の方かと予想していたけど、このタイミングで。原さんの運指がファンキーすぎてファンキー。全体的にもそうなんだけど、照明がすごくよかったなあ。間奏に入るところとか、荒井さんピンスポあてたり。曲中、荒井さんのモニターにトラブルがあったようで、最後の方ほとんど返しが聴こえないまま歌っていたらしい。一瞬だけマイクから外れて声がOFFっていたけど、その影響だったのかもしれない。しかし、最後まで違和感なく演奏できるあたりは流石だ!

 

MC3

ここでMC。モニタートラブル対応のため、少し長めのMCだった。

この日はじめて木暮さんがしゃべる。木暮さんの個展の話題。個展で展示・販売した原画(CDジャケットなど)の中には、実は荒井さんや原さんが作ったのもあったらしい。

 

荒井さん

「3rdの頃はみんなで作ってたから…今から演奏するやつ(の原画)…たしか俺が作ったんじゃなかったっけ? いや、お金を要求してるわけじゃないんだけど笑 単純に思い出して。」

 

原さん

「俺のもあるよ。この曲(おもむろに「beautiful vanity」のイントロを弾き、会場が沸く)のやつ。いや、お金とかホント要らないけど。」

 

木暮さん

「わかった。じゃあ2人にはツアー中に、UNIQLOのジーパン奢るよ。

 

みたいなくだりが面白かった。そして興味深かった。

 

木暮さんが

「1人でしこしこ(ジャケット)作って、曲順決めて…みたいなのが無駄にならなくてよかった。」

 

と言ってて、こっちも何だか嬉しくなった。

問題の個展には、時間がなくて行けなかったのが残念すぎるけど…。

 

たしか、荒井さんがLUNA SEAの「TRUE BLUE」をちょっと演奏したのも、このブロックだった気がする。記憶が定かではないけれど…。バンアパもLUNA SEAをコピーしてたんだーと少し衝撃を受けた。イメージなかったもんね。

 

「Circles and Lines」~「Eric. W」

16曲目「Circles and Lines」。もう全僕からリクエストでも募ったの? というくらい聴きたい曲ばかり演奏してくれる。3rdは1番はじめに聴いたアルバムなので、とても思い入れがある。この日は原曲よりも少し遅いテンポで演奏していた。川崎さんは3rdの曲を弾いている時が1番イキイキしている気がする。そして次に「Still awake」。最高だった。やっぱ川崎さんが最高だった。アウトロ部分の照明がよかった。4人のシルエットはかっこいい。

 

18曲目「higher」。定番曲だけどやっぱり盛り上がる。ライブだと結構木暮さんが遊んだりするので、そこにも注目している。間奏のキメがかっこいいので、再録する機会があったらライブバージョンで…と密かに期待している。

 

そして、「higher」のアウトロから何に繋がるかと待ち構えていたら「Eric. W」! まあやっぱこれですよね! 歓声も上がったし、なんだかんだこれは演って欲しいなと強く思った。一緒に来た友達もかなりノっていたように思う。

 

ということで、アンコール前ラストは「Eric. W」。振り返ってみると、最新アルバムから過去のアルバムへとさかのぼっていく曲順だった。なんというか、ファンをやっててよかったなという曲順だ。

 

MC4(アンコール)

後半戦も終わり、拍手からアンコールの手拍子へと変わる。と思ったら、すぐに荒井さんが登場した。

 

荒井さん

「すぐに戻ってくることでおなじみなんだけども…」

 

と話していると、原さんがおもむろに川崎さんのモズライトを肩に下げはじめる。

 

荒井さん

「なんか弾いてよ。」

 

なぜかDeep Purpleの「Smoke on the water」を弾きはじめる原さん。

よりにもよってそれかい!!笑 キメもダサくて笑った

 

荒井さんは

「すげえ上手いのに、下手に見えるの弾いたな 笑」

 

と笑っていた。まさにそう思った 笑

 

 

荒井さんによると、来年20周年なので色々やろうと考えているとのこと。リクエスト曲で構成したライブなんかも考えてるらしい。

 

荒井さん

「結局俺たちができるのはこれ(ライブ)しかないから。みんなに返していけるように、まだまだやっていきますので、これからも the band apart よろしくお願いします!」

 

「Flower Tone」~「夜の向こうへ」(アンコール)

アンコールは2曲やるとのことで、何をやるのかなと思っているとまさかの「Flower Tone」。イントロのアルペジオが聴こえただけで、ちょっと泣きそうになった。すごくいい曲だ。Aメロは木暮さんがよく好きで使うコード進行と同じだけど、彼が作曲元なんだろうか。

 

そしてラスト、21曲目は「夜の向こうへ」。荒井さんがカポ付きのギターに替えた辺りで、なるほどーとなった! 定番曲なのになぜか頭から抜け落ちていた。考えてみれば「街の14景」からの曲はこれだけか。この曲も観客が沸いた。友達もこの曲よかったと言ってくれた。ラストサビは照明が星空のようになっていて、きれいだったなあ。会場が完全にひとつになっていた気がする。

 

セットリスト

 

8th album "Memories to Go" release live SMOOTH LIKE BUTTER TOUR

2017/10/15 (日) 17:30 開演 @ TSUTAYA O-EAST

 

01.intro (a broken navigator)

02.ZION TOWN

03.Find a Way

04.Castaway

05.KIDS

06.雨上がりのミラージュ

  ~MC1~

07.She is my lazy friend

08.BOOSTER

09.Super High

10.お祭りの日 (LIC2.1)

11.38月62日

  ~MC2~

12.笑うDJ

13.Game, Mom, Erase, Fuck, Sleep

14.free fall

15.Waiting

  ~MC3~
16.Circles and Lines

17.Still awake
18.higher
19.Eric. W

  ~MC4~

en1.Flower Tone

en2.夜の向こうへ

 

さいごに

ところどころ音のバランスが気になったりもしたけど、全体的に大満足のライブだった。個人的には、今まで観た生のワンマンで一番だったかもしれない。今後毎回そう思いそうだけど…笑

 

この日のライブはカメラも入っていたし、録音も入っていたらしいので、おそらく映像化されるのではないかと、今からワクワクしている。前回「謎のオープンワールド」ツアーでは叶わなかったので、ファンにとっては待望の映像化であることは間違いないだろう。

 

音源でもライブでも魅せてくれる the band apart。今後の活動もずっと追い続けたいと、改めて思いなおしたライブだった。

 

そうそう、今回はグッズもよかった。

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コラージュTシャツは普通におしゃれだし、普段も着られそう。2500円

 

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このトートバッグ4000円するけれど、作りがしっかりしていて、容量も小旅行ができそうなくらいにはある。この手のものにしては、使用感がよかった。デザインも、ポップで可愛い。在庫がいつまであるかわからないので、気に入りそうな人は、ぜひ入手して欲しい!

 

そして

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輪を買え。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。