じぇねりっく忍者

心に忍んでいるものを綴ります

【ライブレポ】the band apart 20周年記念 リクエストツアーファイナル@新木場STUDIO COAST 

※記憶を頼りに書いているため、齟齬があるかもしれません。特にMC。ご容赦ください…。

 

2018年5月27日。新木場。最高気温27℃。

日差しはやや暑かったが、埋立地特有の海風が和らげてくれた。

 

待ちに待った、約7ヶ月ぶりとなるライブ参戦。ぼっちなのが残念ではあったが、今回はリクエストツアー!抑えきれぬ興奮を胸に、少し足早に会場へ進んだ。

 

 

 

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会場は、新木場STUDIO COAST。キャパシティは2,400人と、大規模なライブハウスだ。駅から近いし、音響もいい。

ここに来るといつも「年パスさえあれば、夢の国からハシゴできるのに…」と、淡い夢を抱いてしまう…笑

 

16時過ぎに到着したが、物販は長蛇の列。セトリのネタバレを避けたくて、バンアパ情報をなるべく断っていたのが仇になってしまった。

(公式から15時先行販売のアナウンスがされていたもよう)

 

「ソールドアウトしたんだな…」

 

楽しそうに並ぶ同志を横目に、しみじみと最後尾に並んだ。

 

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忘れずに輪をゲット。今回はコンプリートが困難すぎる缶バッジも購入。

「バンアパが購入意欲を煽ってきている…」

少し商売上手になっているところにニヤリとした。

 

物販を買い終えた頃には、開場済み。自分の番号もすでに呼ばれていたので、急ぎつつも慌てず入場した。

今回は1Fホール、中央からやや後方あたりに位置取り。結局いつもこの位置がしっくり来る気がする。

 

開演まで

バンアパのSEはジャンルの幅があって面白い。百恵ちゃんがかかった時は少しアガった。そして、20周年を祝福する巨大なイラストを眺めつつ、ラムコークをキメる。

開演までのテンション作りは万全だ!

以前書いたライブレポがキッカケで、交流してくれるようになったフォロワーさんと、この日が来た喜びを分かち合いつつ開演を待つ。

17時30分から10分ほど遅れて、ついに開演した!

 

「Falling in Love」~「amplified my sign」

最新曲「Falling in Love」からスタート。”20年の音”を感じた。未だ変わらないもの、進化、生き様…そんな彼らの20年が詰まった音のように聴こえた。歴史を感じると同時に、バンアパに付随する自らの記憶が蘇る。ひどくノスタルジックになった。

そんな気分に浸っていると、懐かしいイントロが。2曲目は「When You Wish Upon A Star」だ。会場には歓声が沸き起こる。正直この時点でちょっと泣きそうになった。この流れはズルすぎる。音作りとバランスの良さを体感し、最高のライブになると確信した。

3曲目は「higher」。定番曲だけどやはり最高だ。ライブならではのブレイクを挟んだ間奏がシビれる。川崎さんのヘドバンも本域に達し、こちらのテンションもますます上がるばかりだった。

「higher」終わりはいつもドキドキする。後奏からどの曲に繋がっていくかが楽しみだからだ。でもこの時のドキドキは、いつもと明らかに違うものだった。直感的に、次に演奏するであろう曲が判ったのだ。荒井さんのカッティングが始まる前の、ほんの刹那。僕の頭にはすでに鳴っていた。

「amplified my sign」だ!会場も僕も沸きに沸いた。生でこの曲が聴ける日が来ようとは。後から考えると、「higher」の後奏が転調しなかったから、次曲が判ったのだと思う。でも当時は鳥肌が立った。荒井さんのカッティングが始まる、あの瞬間。あの時間がすごくゆっくりに感じた。

 

MC1

いつものように荒井さんの爽やかなMC。COASTが埋まったのをすごく喜んでいた。こちらもつられて嬉しくなる。人のエネルギーが集まると、こんなに楽しいんだって、改めて実感した。

 

原さん

「みっちり入ってますね。いつも”ありがとう”とか言ってるけど、実際はまったく思ってないからね。”あ、これは金になるな。ラッキー。”みたいに思ってる。…でも今日は違う。本当の感謝を。」

 

会場には笑いが。どこまで本気なのかわからないけど、いつもの原さんと少し違うような、そんな気配があった。

 

「禁断の宮殿」~「I Love You Wasted Junks & Greens」

5曲目は「禁断の宮殿」。未だに ”きゅうでん” なのか ”コート” なのかわかってないですが…。原さん感満載の本曲はリクエスト第3位。僕も好きだけど、まさかトップ3に入るとは笑 ずっと踊っていられる。最高だ!

次は「my world」。もう全曲歓声があがるんじゃないかってレベルで盛り上がる会場。川崎さんのキレが加速度的増していった。速弾き見てると安心する。3rdアルバムの予兆もあって、すごく好きな曲だ。

続いて「real man's back」。今後生で聴けるか怪しい、貴重な曲かもしれない。2ndアルバムのクリーンなサウンドが再現されていて、心地よかった。原さんのベース聴いてると、体がつい動いてしまうね。

8曲目「I Love You Wasted Junks & Greens」。いつものドラムから入るアレンジではなく、原曲通りの始まり方だった。これだけで興奮した!少し失敗していた気もしたが、そんなこと関係なくなるくらい高まる。間奏の各ソロ、そしてラストサビに入る瞬間がたまらなく好きだ。

 

MC2

荒井さんから物販をオススメされる。「ビジネスチャンス」と言っていた笑 バンアパには、そういう欲をもう少し全面に出していって欲しいものである。

 

荒井さん

「今日しか買えないTシャツとかあるから。よかったら買ってってください。よろしくお願いします。」

 

もちろん買った。

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ホントは白Tシャツの方が好きだけど、日焼けさせてしまうことが多いので、いつも黒を買うのである…。4人の写真がプリントされたロンTと迷ったが、無難なこちらにした笑

 

「SOMETIMES」~「Moonlight Stepper」

荒井さんの ”次に演る曲は、200年ぶりくらいに演る曲です” から始まった9曲目。まさかの「SOMETIMES」!リクエストランキングにも入っていなかったので、全然予想していなかった。生で聴きたいと思っていた曲の1つだったので、感動に打ち震えた。かなり高い完成度で演奏されていて、もう言うことなかった。ギターのフレーズ全部が好きだ!!

10曲目「Taipei」。なんとー!と思った。バンアパ自身がマニアックな選曲してくるとは。改めてこの曲のサビの良さを味わった。そしてアウトロ。CD通りかと思いきや、まさかの!川崎さんが荒れ狂う!そして、最後は音色を変えた川崎フレーズ。エフェクト変えただけで、あんなにファンクロックっぽくなるんだなと驚いた。バンアパってすげえ。

続いて「Moonlight Stepper」。何度沸いたかわからないけど、観客の嬉々とした声が。いやーやっぱいいよ!いつまでも踊り狂えるアウトロが最高だ。

色々考えて感じ取りながら聴いていたけど、あまりの幸福感に、このあたりからインプットがぶっ壊れ始めた。”最高” しか考えられない体になっていた。

 

MC3

個人的に一番震えたMCだった。

 

原さん

「かちこむぞこの野郎。ハッピーそうにしやがって。外出たら笑えることなんて1つもねえよ。お互いに。外出たら全然楽しくないでしょ。笑えねえだろ。じゃあいつ笑うの?今でしょ!俺が今どんな気分かわかる?

最高の気分だぜぇ!!

 

「Malibu」~「Snowscape」

原さんの叫びからの「Malibu」。もう…今日これだけで来てよかったなって感じた。言うことない。感無量。曲の入り方も完璧だよ!原さんがいつも以上に楽しそうで…なんというか会場が一体になったように感じた。正直興奮のあまり、記憶が吹き飛んでいる。

感動で油断していた拍子に「The Sun」。聴きたかったやつ!!ランキングにも入ってないやつ!!川崎さんはどんな風にソロを弾くのかなと思って、ガン見した。アドリブで弾いていたけどかっこよかった。こんなにかっこいい曲を会場限定シングルで眠らせていたなんて、もったいないなと改めて思った。

そして「Snowscape」。完全に飛び跳ねた。荒井さんのギターがCDよりも重い音で、こっちの方が好みだった。このライブ、このままどうなっていってしまうんだ!?そんなことを考えながら見ていたように思う。

 

MC4

またも原さんが最高だった。

 

原さん

「今日は朝までやるしかねえか!」(会場中から歓声が)

「今日は朝までだな。まああと8曲で終わるんだけども。」

「ギターとかベースは家で寝っ転がりながら練習できるけど、ドラムはスタジオ行かないとできないじゃん。一番このバンドですごいやつを発表します

木暮栄一!!

 

「Super High」~「Waiting」

からの「Super High」。かっこよすぎ。木暮さんのドラムがいつもより力強く感じた。この曲は不思議なバランス感が好きだ。ギターはウキウキ感があるのに対し、歌メロはどこか切なさが漂っている。そしてダサかっこいいアウトロ。これからもライブで聴きたい曲の一つになったかもしれない。

続く16曲目は「photograph」。MVを意識した照明に思わずニヤリとした。4人のシルエットはかっこいい。ずっとシルエットだけ見てても飽きない。演奏や関係だけでなく、シルエットまでバランスがいいなんて、神様っているのかもなと少しだけ思った。

「夜の向こうへ」。川崎さんによるキレッキレのカッティング。3連符のところが最高に好きだ!荒井さんの歌い方がいつも以上にアレンジされていて、”イキリ”を感じた笑 この日の荒井さんはヤケにイケメンだなーと思っていたけど、わざわざ行きつけの美容院でセットしてもらったもよう。本人自ら”今日はイキってます”と言っていたのが笑えた。

18曲目「Wating」。圧倒的なエンディング感に、胸が苦しくなり始める。もうすぐ…ライブが終わってしまう…。そんなことを思いながら、一生懸命4人を目と耳に焼き付けた。原さんのベースは相変わらずファンキーだし、荒井さんがいつも気にしている間奏部分のフレーズはすごく上手だった。

 

MC5

バンアパのMCにしては珍しいというか。キチンと曲へと繋がるMCだった。

 

荒井さん

「歳を取ると色んな事が思い出せなくなるけど、ふとした時に、あんな事があったなとか、思い出す瞬間もある。みんなにとって俺たちが、その思い出すキッカケになれればと思ってます。」

 

震え狂った。

 

「Can't remember」~「KATANA」

音楽というのは、一種のリマインダーだと思う。曲を聴くだけで、あの頃の記憶がリアルに蘇る。楽しかった夏休み、必死で頑張った試験、慣れない新生活、恋人との甘酸っぱく苦い思い出…自分を作り上げてきた1つ1つに、音楽は紐付いている。そして音楽は、これからも人生の付箋となって、聴く人と共に歩んでいく。バンアパがそうなってくれるなら僕も嬉しい。荒井さんがそう思ってくれていたことに、それを本人の口から聞けたことに、何とも言えない感動を覚えた。

胸を熱くしているところへ「Can't remember」が流れ出す。僕はこの瞬間を、一生忘れないだろうと思った。この曲を聴けば、いつだって今日という日に戻ってこられる。明日からも、前を向いて生きていける。そんな風に強く思った。

アウトロが加速し、次の曲に入ろうとしていた。胸がいっぱいでどの曲か予測不能だった。何だ…何が来る…?と思った束の間、もう何度も聴いてきたあのイントロが鳴り響く。「Eric.W」だ。定番曲。バンアパの代名詞。リクエストツアーだからこそ、演奏されてよかった。普段聴けない曲を聴けるのはもちろんだけど、愛され続けた曲を聴けるのも、こういったライブの醍醐味だ。20年。バンドと共に、曲も育っている。

荒井さんの ”最後に、リクエスト第1位の曲を演って終わります。ありがとうございました!” からの「KATANA」。この曲で〆るとは思いもよらなかった。バンアパを好きになるキッカケになった曲だったので、生で聴けて感無量。メンバーがはけた舞台上には、アウトロのキメがループしていた。演出がかっこよすぎた。

 

アンコール2「新曲」~「K. and his bike」

アンコールの手拍子が始まってすぐに、バンアパが戻ってきた。早い!そして思いもよらぬ幸運が。何と新曲を初披露してくれたのだ…!曲のタイトルがわからなかったが、SNSで見たところ「茶番」という曲らしい。いつかのインタビューで見たような気がするタイトルだ。その曲名に反して、曲そのものは大満足のかっこよさ。ギターの掛け合いが始まったかと思うと、「amplified my sign」のような洒落たグルーブ感のあるリフが繰り出される。そして珍しく英詞と日本語詞の入り混じったサビ。思わずステップを踏みたくなった。BKTSツアー用に作ったらしいが、荒井さんが元ネタな雰囲気を感じた。音源化が楽しみだ。

そして「Flower Tone」。名曲すぎるんだよなあ。フレーズの1つ1つがたまらなく好きだ。木暮さんが好んで使うコード進行が入っているが、僕もすごく好きだ。綺麗で儚げな音。何でこうなるの?っていうアウトロもいい。ライブ終盤に相応しい曲だなと、改めて思った。

ラストは「K. and his bike」。これも荒井さんが歌い出す前にピンと来た。歌いだした瞬間鳥肌が立った。最後なので、すべてをぶつけて体を揺らし、音を聴いた。荒井さんが叫び倒れ込む。鳥肌が立ちっぱなしだった。もはや鳥になっていたかもしれない。最高だった。感動しつつも、頭の片隅では ”元ラガーマンの荒井がウォーと叫び” のくだりを思い出していた。

 

アンコール2

終わってしまった…。寂しさを感じつつも満足感で満ち溢れていた。いつも2回目のアンコールの手拍子はしていいのか、少し戸惑う。本人たちが望んでいるのかよくわからないからだ。だがこの日は違った。照明がほとんど落ち、闇に染まった会場が ”まだ終わっていない” と教えてくれた。まだ何かあるかもしれない。僕は必死に手を叩いた。

すると明転。荒井さんがステージに戻ってくる。演奏はなかったが、この日一番幸せな発表が行われた。

 

9月、

ベストアルバム(半分くらい再録音)、

トリビュートアルバム発売決定!

 

最高の気分だった。ずっとトリビュートが出ないかと妄想していたけど、実現するだなんて。思わず「すごいや!」とか言ってた。ぼっち参戦なのに。ベストも再録があるようだし、こんなに幸せな日があっていいのか?なんて思っていると、荒井さんが ”まだあります” と。死んじゃうかと思った。

※以下、写真は撮影許可あり

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そう、板橋区でフェスが開催されるのである。しかもタニタとのコラボだ。バンアパメンバーの出身は板橋区。タニタも同地区に拠点がある。

そしてタニタTwitterの中の人は、バンアパファン。

色んなことが繋がって、今回のフェスが開催される。人生何があるかわからないなと思った。このフェスがうまくいけば、恒例化されるかもしれない。

 

みんな、10月6日、7日は空けておくように!!

 

その後は、アジアンゴシックスタッフに対する労いがあった。

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ファンの方からスタッフへ、感謝のくす玉が送られた。割った瞬間文字が演者側を向いていて笑った。内輪ネタだけど、こっちもファンだからこういうのは好きだ。

 

最後はみんなで記念撮影。

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最高の一日だった。

 

セットリスト 

the band apart 20周年記念リクエストツアー

2018/5/27 (日) 17:30開演@新木場STUDIO COAST

 

01.Falling in Love

02.When You Wish Upon A Star

03.higher

04.amplified my sign

 ~MC1~

05.禁断の宮殿

06.my world

07.real man's back

08.I Love You Wasted Junks & Greens

 ~MC2~

09.SOMETIMES

10.Taipei

11.Moonlight Stepper

 ~MC3~

12.Malibu

13.The Sun

14.Snowscape

  ~MC4~

15.Super High

16.photograph

17.夜の向こうへ

18.Waiting

 ~MC5~

19.Can't remember

20.Eric.W

21.KATANA

en1.新曲(茶番)

en2.Flower Tone

en3.K. and his bike

 ~発表~

 

さいごに

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バンアパを聴き続けてきて、そして参加してよかったと、心から思ったライブだった。メンバー全員楽しそうだったし、観客も楽しんでいた。疲れたけどエネルギーを貰えた気がする。

これからも、バンアパを追い続けたい。笑って30周年ライブに参加できるよう、自分自身も日々を生きていきたいと思う。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。